コラム

歯医者にひさしぶりに行くと怒られる?放置せずにすぐに予約を!

歯医者をひさしぶりに受診すると怒られるのではないかと不安になる人もいるでしょう。虫歯だらけになってから歯医者に行くと怒られるという噂もあります。二週間後に来てくださいと言われて予約したのにすっぽかしてしまったというときも再予約をためらってしまうのがもっともなことです。歯医者にひさしぶりに行くと怒られるのでしょうか。

歯医者にひさしぶりに行っても怒られることはない

歯医者をひさしぶりに受診したときに怒られることはありません。予約をしたのにキャンセルしてしまったとしても、ずっと通っていなくて虫歯だらけになっていたとしても問題ありません。気になったことがあったときには歯医者に行って相談するのが大切です。

歯医者は患者の悩みを解決するのが仕事だから

歯医者にひさしぶりに言っても怒られないのは、歯医者にとっては診察や治療が仕事だからです。患者の歯や顎などの悩みを解決するのが歯医者の役割なので、今の患者の状態を正しく把握してどのように治療すべきか、指導すべきかを考えます。怒ったところで虫歯が治るわけではありません。歯医者にとっては状態を検査し、正しい治療によって患者に満足してもらうことが重要なので怒ることはないのです。

虫歯や歯周病がひどいときの指導がきついときがある

歯医者に怒られたと思う可能性はゼロではありません。虫歯や歯周病などの状態がひどくなっているのに歯医者に来なかった患者には、少し厳しいことを言わないと今後のためにならないと考える場合があるからです。歯医者の口調が厳しくて怒られたと感じる場合はあるでしょう。歯医者も人なので、普段は優しい歯医者でも機嫌が悪いと口調がきつくなることもあります。ただ、本気で怒っているわけではなく、あくまで指導として厳しい言葉を使っています。

勇気を出して歯医者に行くメリット

怒られるのが怖くて歯医者に行けないと思っている人も、勇気を出してクリニックに行きましょう。歯医者に行った方が良さそうだと思ったときにはすぐに行くメリットがあります。

症状が悪化しにくくなる

虫歯が痛くて歯医者に行きたいけれど、ひさしぶりに行って怒られるかもしれないというときがあります。虫歯になったときにはすぐに治療することが大切です。虫歯は自然に治ることがないからです。歯がぐらついてきたときや、歯周病による炎症で出血が起きているときもセルフケアでは対処できない場合がほとんどなので歯医者で診察を受けて悪化を防ぎましょう。

治療費用が安く、治療期間が短くなる

怖くても勇気を出して歯医者に行くと治療が速やかに進みます。治療費用が安くなり、治療期間も短くて済むでしょう。虫歯では歯を少し削って詰め物をすれば済む場合もありますが、進行してしまうと神経を抜く抜根が必要になります。治療に何週間も歯医者に通わなければなりません。治療費用も被せ物を作る費用も大きくなります。このような負担を大きくしないためにも早めに診察を受けることが大切です。

全身疾患のリスクが減る

歯周病などが原因で、歯茎から出血している状況では深刻な全身疾患のリスクがあります。歯医者に行って治療をすればリスクを減らせるのがメリットです。口腔内に傷口があると細菌が血管に入り込んで菌血症になり、全身に細菌の感染が起こって敗血症になる場合があります。このような疾患リスクの対策のためにも早期治療が大切です。

ひさしぶりに歯医者に行くときのポイント

歯医者にひさしぶりに行くときには怒られるかもしれないという不安があるのはもっともなことです。ここでは不安を払拭するためのポイントを紹介します。

まずは事前に予約をする

ひさしぶりに歯医者に行くときには予約をしましょう。ホームページからオンライン予約をしたり、電話で予約したりすることができるクリニックが多くなっています。予約時点で今の状況を伝えておくと、当日になってひどい虫歯を見て歯医者が驚くことがありません。心構えをして診察をしてくれるので、怒られる可能性が低くなります。

プライバシーに配慮した診察室があるクリニックを選ぶ

歯医者に行って怒られる姿を他の人に見られたくないという人もいるでしょう。プライバシーに配慮して個室の診察室を用意している歯医者なら安心です。もし厳しい指導を受けたとしても自分の中で消化するだけで済みます。プライバシーに配慮しているクリニックでは患者を大切にしているので、怒られることもあまりないでしょう。

親身になってくれる歯医者を選ぶ

今まで通っていた歯医者に行くと怒られるのではないかと不安になっているなら、違う歯医者を選ぶのもおすすめです。親身になってくれる歯医者に行けば怒られることはないでしょう。歯医者は以前と同じでなくても問題はありません。今まで通っていたクリニックの歯医者が怖かったなら、新しい歯医者を探して診察を受けましょう。

まとめ

歯医者にひさしぶりに受診しても本気で怒られることはありません。厳しい指導をした方が良いという判断で、怒ったような様子を見せることはあります。しかし、患者にいつまでも健康でいてもらいたいという気持ちがあるからこその指導です。怒っている様子に見えても、厳しい指導をしようとしているだけです。歯や歯茎の不具合を感じたときには、ためらわずに予約をして歯医者に行きましょう。

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